この時期になると、忘年会や新年会などで自身の薄毛をネタに笑いをとろう!とするやつがドッと増えるな。
しかし、「ちょうどいいブス」や「セクハラ」「パワハラ」などが炎上しまくるこれからの時代。「自虐ネタ」はもうやめた方がいいと船長は考えているぞ!
薄毛を開き直ると「自虐ネタ」に走りがちだが…
「薄毛の人に自虐されると困る」と答えた人は6割
船長の独自アンケートによると、「薄毛の人の自虐をどう思いますか?」という質問に、「面白い」と答えた人は30%、「正直困る」「好きではない」と答えた人は60%もいた。
もちろん面白がってくれる人もいるが、半分以上の人が薄毛自虐をよく思っていないようだ。
面白いかどうかは言う人による?
ちなみに上記のアンケートでは「人による」と答えた人も多く、これは「面白い人の自虐ネタは面白いが、面白くない人の自虐ネタは面白くない」ということだと思う。これには船長も同意だ。
薄毛の人に自虐されると周りが困る理由
薄毛自虐を面白いと答えた人の意見としては「先に言ってくれた方が楽」「気を使わなくて済む」「ユーモアのある人だと感じる」というものもあった。
それでは、薄毛自虐が好きではない人はどう思っているのか?意見をいくつか見てみよう。
笑っていいのかわからない
薄毛自虐をされて困るという回答をした人に最も多かったのが、「笑って良いのかわからない」という意見。確かに仲の良い友人なら遠慮なくツッコめるが、上司や同僚なんかにされるとどう反応していいかわからなくなるな。
ネタに乗っかりいじるとキレるから
「自虐してるくせに他の人に言われるとキレるのなんなの?」という意見も多かった。自分は良いが他人に言われたらムカつくという気持ちはわからなくもないが、だったら自虐するなよというのも一理あるな。
他の薄毛の人に迷惑がかかる
いじられたいハゲがいれば、当然いじられたくないハゲもいる。自分は薄毛をネタにしたくないのに、それでウケている人がいると「NO」と言いづらい、という意見も少数ながら目立っていたぞ。
そもそも自虐ネタが時代に合っていない
そもそも自虐ネタが笑えない、つまらない、時代に合っていないという意見も多かった。この考え方はここ数年大きく広がってきているよな。
特に薄毛は男女問わず「そうなる可能性」のあるものだし、自分の力でなる・ならないを決められるものではない。そういう点からも、薄毛自虐が不愉快だ!っていう人が多いみたいだな。
薄毛で自虐するのをやめた方がいい理由3つ
自虐はストレスの元!ストレスは薄毛の元!
自虐してウケると快感かもしれないが、内面は過度なストレスを感じることになる。ストレスは薄毛の元になるから、余計に髪が抜けるという結果になってしまうぞ。
薄毛の自虐は自分自身の首を絞めることに…
一度薄毛で自虐してしまうと、「この人は薄毛で自虐できる人」と認識され、薄毛で笑いを取り続けなければならなくなる。
自虐するということは「他人からハゲをバカにされている」と思い込んでいるからやってしまうのであって、そのイメージを助長することになってしまうから、結果として自分自身の首を締めてしまうんだな。
そもそも自虐ネタってあんまりおもしろくない
こんなことを言えば元も子もないが、薄毛ネタに限らず自虐ネタって、あまり面白いものではないんだよな。
センスの高さが問われるし、言う人の立場によってもウケ度が違う。自分自身の毛が薄いからといって安易に手を出していいジャンルではない。
道化になって笑いものになるよりも、「薄毛で笑いを取る」という風潮をなくしてしまった方が楽なのではないか?