髪の毛によくないこと(逆育毛)をしていませんか?
良かれと思って試してみたことが、実は逆効果だった―…。
人生ではそんなことはありがちで、髪の毛の悩みを抱えている人も同じことです。
髪の毛に良かれと思ってやってみたのに、実は髪の毛にとって良い行動ではなく、抜け毛を促進させるだけだった…そんな悪い例には、次のようなものがあります。あなたに当てはまっていますか?
髪に悪影響を及ぼす3つのダメ習慣
頭皮に力を込めて接していませんか?
シャンプーをする時、できるだけ頭皮の汚れを落とそうと思うので、指先に力を込めて洗ってしまう方も多いのでは。
また、育毛剤を使うときにも、頭皮によく染み込ませようと、強く頭皮をこすってしまう…そんな風に頭皮に力を込めて触れるのは、逆効果です。
頭皮はデリケートな部分なのですから、シャンプーのときも育毛マッサージのときも、常に優しく触れるようにしましょう。
皮脂を取り過ぎていませんか?
皮脂は髪の毛の生育にとって良くないから、きれいに落とさなければ!と思っていませんか?
皮脂があまりに過剰に分泌されると、確かに抜け毛はひどくなります。
しかし皮脂とは、頭皮の潤いを保ち、髪の毛の成長を助ける役割を持っている大切なものです。
薄毛に悩んでいる場合は、皮脂を根こそぎ取ってしまうような、強いシャンプーの使用は避けましょう。
また、熱すぎるお湯でシャンプーするのではなく、38度から40度程度の、熱すぎないお湯で頭皮を洗うことを心がけましょう。
ストレスを溜めていませんか?
ストレスが溜まってしまうと、抜け毛が増えるという話は聞いたことがあると思います。
ストレスがかかって神経が緊張すると、自律神経の交感神経が優位に立ってしまうのです。
自律神経のうちの副交感神経よりも、交感神経が優位に立ってしまうと、皮脂腺からの皮脂分泌が過剰となり、さらに頭皮の血管の収縮を招いてしまいます。
血管が収縮するということは、頭皮の血行が悪くなり、抜け毛や白髪が増えることに繋がるのです。
髪の毛がよく成長するためには、自律神経の副交感神経を優位に立たせる必要があります。
副交感神経が優位に立っているときというのは、心身がリラックスしているときや、眠っているときです。
眠っているとき、副交感神経が優位に立っていると、血管が拡張され、髪の毛がよく成長します。
日頃の生活の中でストレスを受けてしまったら、よく休み、よく寝ることが大切です。
運動や趣味を楽しむなど、ストレスを積極的に解消していきましょう。