「薄毛を気にして育毛剤を使い始めたけど、余計に毛が抜けてしまった」
「育毛剤を使うと余計にハゲるって聞いた」
というヤツはいないか?
育毛剤を使い始めたらいつもより毛が多く抜けた…なぜ?
使用中止はまだ早い!好転反応かも
育毛剤を使い始めたときに起こる抜け毛は、初期脱毛または「好転反応」といって、育毛剤が効いている証拠でもあるのだ!
だから、急に毛が抜けたからといって育毛剤の使用を中止してしまうと、抜けた毛がそのまま戻らない可能性が高い…。
初期脱毛にビビらず、継続して育毛剤を使い続けることが大切だ。
でもやっぱり、薄毛に悩んでいるときにゴッソリ抜けるのは怖いよな。
悲しいことに、炎症が起きていたり、かゆみも起きていたり…って場合の脱毛は、好転反応じゃなくただの抜け毛。
その場合はすぐに育毛剤の使用を中止した方がいい…が、見分け方はイマイチわからないよな。
ここからは、好転反応がなぜ起こるのか、好転反応と普通の抜け毛の違いなどについて教えるぞ!
好転反応はなぜ起こる?
好転反応としての初期脱毛は、育毛剤がヘアサイクルを正常にしていっている証拠でもある!
その場合、育毛剤を使い始めてすぐに髪の毛が抜けてしまうのではなく、大体使い始めて1ヶ月くらいしたときに抜けてしまうのが特徴だ。
好転反応としての初期脱毛の仕組み
髪の毛には、成長期、退行期、休止期があり、成長期に長い時間をかけて毛を育てていく。
通常のヘアサイクルでは、この成長期が2〜6年あるのに対し、薄毛の人の成長期は数ヶ月から1年で退行期が来てしまい、その分休止期が長くなってしまうんだ。
成長期が短いと、細い髪や抜けやすい髪ばかりになってしまうから、薄毛になるんだな。
育毛剤で育毛効果が出ると
育毛剤で育毛効果が出ると、脱毛因子をブロックすると共に発毛を促し、退縮した毛を押し出して新しく発毛する。
つまり、好転反応で抜ける毛っていうのは、この退縮した毛のことだな。
「新しい毛に生え変わる現象だから心配しなくていい」とはいえ、人によっては通常の2〜3倍もの毛が抜け、しかも1ヶ月くらい続くっていうんだから、初期脱毛を知ってても不安になるよな。
だけど初期脱毛は、休止期が長くなっているところを、育毛剤が毛母細胞を刺激し、正しいヘアサイクルに戻している証拠だ。
育毛剤をやめるのはまだ早いぞ。
育毛剤を使うなら抜け毛は気にするな!
育毛剤を使い始めのころは、脱毛が起こらなかったり、2・3度脱毛が起こったりと、それがぴったり止んでしまったり…反応には個人差がある。
同じように、髪の毛が増えるまでの期間も人によって異なるから、育毛剤の効果がなかったからと言って数ヶ月でやめてしまうと、また長い休止期に逆戻りしてしまうぞ!
育毛剤を使うということは「長い戦いが始まる」ってことだ。
返金保証の期間を過ぎそうだからって諦めず、半年〜1年は毎日使い続けてみよう。
好転反応と副作用としての抜け毛の違い
毛根で見分けられる!抜け毛をよく見てみよう
好転反応で抜ける毛っていうのは、「退縮した毛」だ。
退縮した毛は毛母細胞に栄養が行き渡ってないから、細くて弱々しい。
放っておいても抜けてしまうような毛だが、育毛剤が毛母細胞を刺激したことで早めに抜け落ちたんだな。
しかし、毛根も太さもしっかりした毛が抜ける場合は要注意。
異常脱毛かもしれないから、育毛剤の販売元のカスタマーサービスに相談してみたほうがいいかもしれないぞ。
育毛剤が合わなくて抜けている場合は炎症が起こる
頭皮にかゆみや赤みなどの炎症が起こり、その影響で髪が抜ける場合は、育毛剤の使用を即刻中止しよう。
それは「育毛剤が肌に合っていない」ということになるから、初期脱毛とか言ってる場合じゃないぞ!
頭皮に炎症が起こると、薄毛の原因になるばかりか、これ以上生えなくなってしまうかもしれない。
頭皮に炎症が起きた場合は、すぐに育毛剤の使用を中止して、その育毛剤を持って皮膚科を受診しよう。
育毛は長期戦!育毛剤を使うときは”長い目”で!
育毛剤を使うときは、炎症やかゆみが起こった場合を除き「長い目」で見て使うのがポイントだ。
また、育毛剤だけじゃなくAGA治療でも同じように初期脱毛は起こる。
どちらにせよ、使い始めてすぐに生えてくるなんてことはないから、「一度ダメな毛が抜けてから良い毛が生えてくる」ということを覚えていれば、安心して対処できるかもな。
それでは、よい育毛剤ライフを!