薄毛対策に良い?いろんなシャンプー
薄毛対策のためにいろいろなシャンプーを使っている/調べているという奴は多いと思う。「ノンシリコンシャンプー」なんかはもう聞き慣れたもんだが、最近は「クリームシャンプー」に「オイルシャンプー」、さらに「塩シャンプー」、突き詰めていくと「ノーシャンプー」まで出始めている。ひとつひとつ解説していくぞ!
クリームシャンプー
クリームシャンプーとは
クリームシャンプーとはその名の通りクリーム状のシャンプーで、全く泡立たたんのが特徴だ。
HGの嫁(住谷杏奈)が広告してるクレムドアン、ロレアルパリなんかも有名だな。
泡立たないシャンプーなんて、どうやって汚れを落とすんだ?と思いきや、オイルで汚れを浮かして落とすという仕組みらしい。髪をワシワシして泡立てたりしないから、枝毛やくせ毛に悩んでいる人にオススメだ。
クリームシャンプーのメリット・デメリット
メリット
クリームシャンプーは保湿力が高く、リンスやコンディショナーを使わなくていいのがメリット。コンディショナーによる毛穴詰まりが気になる人にはもってこいだな。
ノンシリコンシャンプーのように、洗っている最中に「なんかキシキシする…」なんてこともないぞ。
デメリット
デメリットとしては、単純に普通のシャンプーとは使い勝手が違うから、慣れるまでに時間がかかること。
洗浄力が弱いことと、油分が多いためしっかりすすがなければ頭皮が臭くなることもデメリットだ。あと単純にめっちゃ高いな。
オイルシャンプー
オイルシャンプーとは
オイルシャンプーもクリームシャンプーとよく似ていて、天然のオイルで頭皮の汚れを浮かして落とすタイプのシャンプー。クリームシャンプーよりは泡立ちがいいぞ。
使われている油は「椿油」や「ひまわりオイル」「馬油」「アルガンオイル」など、髪・頭皮の保湿に良いとされるものが中心。抗酸化作用や育毛にいい成分も入っているから、薄毛が気になる人にもオススメだ。
オイルシャンプーのメリット・デメリット
メリット
オイルシャンプーのメリットは、しっとりまとまりやすい髪になること。オイルで髪をコーティングしてくれるから、髪の1本1本がパサつきにくくなるんだな。
基本的にノンシリコンだが、ノンシリコンシャンプーよりもキシキシしにくいのも特長。髪の長い人にオススメだ。また、クリームシャンプーと比べると価格帯も安いな。
デメリット
デメリットとしては、普通のシャンプーと比べて泡立ちにくいこと、オイリー肌の人が使うとベタっとした感じの髪になってしまうことだ。
「洗浄力が強すぎない」というのもメリットでありデメリット。整髪料を使っている時は落ちにくいかもしれんから、普段使い用のシャンプーも用意していたほうがいいかもしれんな。
塩シャンプー
塩シャンプーとは
塩シャンプーは塩水で頭皮を洗うシャンプーのこと。なんかミニマリストとかにも人気らしいな。
ちょっと濃いめの食塩水を作って頭皮マッサージするだけの簡単な方法ではあるが、当然泡立ったりはしない。洗浄はその前の湯シャンに頼っており、あくまで「頭皮を塩水で殺菌する」のが目的みたいだ。
塩シャンプーのメリット・デメリット
メリット
塩シャンプーには殺菌の効果があるため、頭皮ニキビができやすい人にオススメだ。
デメリット
塩シャンプーをする前にブラッシング、予洗いをしっかりやらないと効果がない、塩シャンプーをしたあともしっかり洗い流さなければ脱色の原因になる…というのがデメリットだが、1番のデメリットは「毎回塩水を作らなくちゃいけない」ことかもな。
濃度や水との相性も見極めなければ炎症の原因になるし、しっかり溶かさないと摩擦で頭皮が傷ついてしまう。意外とデリケートな洗髪方法だ。
砂糖シャンプー
砂糖シャンプーとは
砂糖にはタンパク質を保護する効果があるから、髪にもやさしいらしい。特にベトベト頭皮への効果が高く、砂糖が油を吸収して毛穴に溜まった皮脂をさっぱり落としてくれるそうだ。
こちらは塩シャンプーのように砂糖水だけで洗うのではなく、普段使っているシャンプーや石鹸シャンプーに混ぜて使う。粒の大きいものは頭皮を傷つける可能性もあるから、粉砂糖(特に黒砂糖)がオススメだ。
バカみたいな話に思えるが、昔から砂糖水はヘアスプレーとして使われてきた。おばあちゃんの知恵袋的なアイデアだな。
砂糖シャンプーのメリット・デメリット
メリット
メリットとしては「AGAに効果がある」らしいということが挙げられる。頭皮のPhバランスを整える効果があるため、髪にコシが出るとの噂だ。
また、手持ちのシャンプーに混ぜて使うから、泡立たないとか香りが気に入らないという問題もなくなるぞ。
デメリット
砂糖シャンプーのデメリットはやっぱりベトつくこと。しっかり洗い流すことで問題はなくなるが、絶対にしっかり洗い流さなければならない。自信がないならやめておくべきだ。
酢シャンプー
酢シャンプーとは
酢シャンプーは、洗面器にはったお湯に小さじ1杯の酢を入れて洗う方法だ。原液の酢を使ったり、リンスを使ったりするのは絶対NGだぞ!
意外にも、ドライヤーで乾かせばニオイはしないので心配いらないぞ。
酢シャンプーのメリット・デメリット
メリット
酢にはアミノ酸が含まれており、これが髪や頭皮に良いと言われている。また、アルカリ性に傾いてしまった頭皮を弱酸性にすることで、皮脂をおさえ頭皮をきれいにしてくれるぞ。
また、カサカサカチカチな皮膚をやわらかくし、血行促進してくれる働きもある。血行促進は育毛の第一歩だ。
髪にツヤを与える効果もあるから、塩シャンプーの仕上げとしてリンス代わりに使う人もいるみたいだぞ。
デメリット
酢シャンプーのデメリットはやはり、洗っている間のニオイ。とはいえ、エッセンシャルオイルを少量混ぜたり、フルーツ酢を使ったりすることで回避できるらしい。
コーヒーシャンプー
コーヒーシャンプーとは
美容大国・韓国で画期的な薄毛対策として話題なのが「コーヒーシャンプー」。手持ちのシャンプーに粉コーヒーをスプーン3杯、はちみつ、油を混ぜて使うらしいが…ちょっとめんどうだな。
カフェインを少し頭皮に付着させることで、AGAに効果があるとのことだが、真偽は不明。
コーヒーシャンプーのメリット・デメリット
メリット
カフェインの摂りすぎは薄毛になると言われているが、頭に塗るとAGAの対策になる…と韓国の家庭医学専門医が言っている。また、髪の毛がしっとりするから、リンスやトリートメントが要らないのも人気の理由だそうだ。
デメリット
コーヒーシャンプーについて、日本語で調べてもあまりデメリットの情報は出なかった。結構手間がかかるから、試したことのある人自体少ないのかもしれんな。
ノーシャンプー
ノーシャンプーとは
ノーシャンプーとはその名の通り、シャンプー液を使わずにお湯だけでシャンプーすること!
実際、お湯だけで髪についたホコリはほとんど落とせると言われている。ワックスやスプレーなんかの整髪料を付けていると厳しいかもしれんが、試してみるといいぞ。
ノーシャンプーのメリット・デメリット
メリット
ノーシャンプーのメリットとしては、石鹸などを使わないから皮脂を落としすぎない、肌がかぶれないといった点。いい感じに皮脂が残るから、髪にツヤやまとまりが出るぞ。
デメリット
デメリットとしては「普通のシャンプーより時間がかかる」ということと、「初めのうちは臭い」ということだな。
シャンプーのようにいい匂いをつけることもないので、どうしても頭皮や髪に残った皮脂のニオイがする。夏場や毛量の多い女性なんかは特に気をつけたほうがいい。
ノーシャンプーを続けるうちにニオイがすることもなくなるようだが、本人も周りも慣れるまでが大変だよなあ。
まとめ:湯シャンに自信がないなら普通のシャンプーにしとけ
様々なシャンプーを紹介してきたが、特殊なシャンプーはやはり予洗いとすすぎが肝心。お湯だけですべての汚れ・ニオイを落とせる自信がないなら、普通に泡立つシャンプーを使うことがオススメだ。